スタッフblog
皆さまこんにちは、宝石・時計のジュエリーニイミ です。
当店にはGIA.GG(米国宝石学鑑定士)、ジュエリーコーディネーター、リモデルカウンセラー、真珠振興会認定の真珠シニアアドバイザーなど宝石の専門家が在籍し、お客様の楽しいジュエリーライフを応援します。
愛知県半田市、知多郡阿久比町、西尾市に店を構え、県内全域から多くのお客様にご来店いただいております。
さて今回は...
「1つは持っておきたいお守り誕生石ジュエリー」
についてお話したいと思います。
この記事を見てご自身の誕生石に思いを馳せて頂けると幸いです。
<誕生石とは>
誕生石とは、1月から12月までそれぞれの月にちなんだ宝石のことです。自分の生まれ月に割り当てられた宝石を身につけることで、超自然的な力によって守られたり、助けられたりすると広く信じられています。
それぞれの誕生石には意味や効能があるとされいて、身につけることで幸運を呼び寄せると言われています。
12種類の宝石を選び出し珍重する風習は、古くは旧約聖書にまで遡ります。新約聖書にも似たような記述が見られるので、現在では誕生石の起源は聖書に求めるのが一般的となっています。
現在のようにそれぞれの月と石が結びつけられるようになったのは18世紀でポーランドの宝石商が考案したと言われているそうです。当時は各月に割り当てられる誕生石はまちまちだったようで、1912年8月にアメリカ合衆国ミズーリ州にある都市カンサスシティで開催された「米国宝石組合大会」で現在のように統一されたとのこと。
日本で誕生石が定められたのは1958年、アメリカで決められた基準をベースに日本の風土・習慣に合わせて若干の修正が加えられています。
例えば、桃の節句の3月には可憐な桃色をした珊瑚を、新鮮な新緑の季節である5月には美しい緑色をしたヒスイを割り当てていたりします。誕生石はそれぞれの国の風土を反映しながら、少しずつ異なっているという特徴があるんです。
<60年ぶりに見直し!最新の誕生石情報と種類>
実は2021年6月に60年ぶりに誕生石の見直しが行われました!
画像の赤字部分が新しく追加された誕生石です。
どうですか?
皆さんのお誕生月に追加はありましたでしょうか?
追加された宝石の中には馴染みのないものもあるかと思いますので、簡単に写真も入れて紹介しますね。
<クリソベリルキャッツアイ>
猫の眼のような輝きを持った宝石です。
ふっくらとした蜂蜜色の石の中央を、くっきりと乳白色の光の帯が走っています。
<アイオライト>
アイオライトの名前は、ギリシャ語ですみれ色を意味する「イオス」からきています。アイオライトは透明で、すみれ色のような青から明るい青、黄色っぽいグレーまであります。
多色性(見る角度によって違う色になる)があるので、ひとつのアイオライトがたくさんの色を見せます。
<モルガナイト>
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もともとはピンクベリルと呼ばれたモルガナイトは、1911年にマダガスカルで見つかりました。このユニークな宝石をモルガナイトと名づけたのは、ティファニーの有名な宝石学者のジョージ・フレデリック・クンツで、ニューヨークの銀行家であり自分の後援者でもあるジョン・ピアポント・モルガンに敬意を表したということです。
<アレキサンドライト>
ロシアでは「皇帝の宝石」と呼ばれているアレキサンドライトは、実に奇跡のような宝石です。「昼のエメラルド」、「夜のルビー」と言われるアレキサンドライトは、日光の下では緑色がかった青から深緑に見え、ロウソクの火に照らされるとすみれ色や深紅、赤紫色、紫色、もしくはオレンジ色に見えます。
希少価値があり、見事に色を変え、耐久性が高く、ダイヤモンドのような輝きを持つアレキサンドライトは、ジュエリー通にとってルビーやサファイアと並んで、世界的に最も求められている宝石のひとつです。
<スフェーン>
スフェーンという名前は、ギリシャ語でくさびを表す言葉からつけられました。この結晶が通常、くさびの形をしているからです。チタンを含んでいるので、その成分から鉱物名でチタナイトと呼ばれることもあります。
ピンク、ブラック、チョコレート色もたまにはありますが、ほとんどのスフェーンは圧倒的に緑か黄緑色が多く、そこに虹の色が強い輝きとなってきらめいています。
<スピネル>
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スピネルは、かつてルビーやサファイアと間違えられていました。宝石の世界の秘蔵の石ともいえるスピネルは、その色あせない輝きと華やかな色で珍重されています。色、希少性、歴史のどれをとっても魅力的です。
スピネルの名前の由来は、八面体の結晶の端が尖っていることから、ラテン語でトゲを意味する「スピナ」、または鮮やかな赤い色合いから火花を意味するギリシャ語「スピンタリス」のどちらかだと言われているそうです。
<クンツァイト>
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1902年に(1877年頃とする資料もあるようです)カリフォルニアで発見されたクンツァイトは、ティファニーの伝説的な主席宝石鑑定士にして宝石の命名者としても有名なジョージ・フレデリック・クンツにちなんで名づけられました。
ピンクや紫がかった色がとっても魅力的な宝石です。
<ジルコン>
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ジルコンは地球上で最古の宝石と言われています。ジルコンの名前の由来は、アラビア語で「赤」を意味する「ザルクン( zarkun )」、または古代ペルシャ語で「金」の「ザル( zar )」と「色」の「グン( gun )」の組み合わせとされています。こんな名前がついているジルコンですが、実際には無数の色があります。(青、赤、緑、はちみつ色(金色)、白、黄など)
ジルコンの美しくきらめく輝き、鮮やかな色合いは、どんな宝飾品のコレクションに加えても楽しめます。
どれも綺麗で素敵な宝石ばかりですよね!
これから誕生石として様々なデザインのジュエリーとなって会えるのが楽しみですね。
<お守りにも最適な誕生石ジュエリー>
誕生石にはそれぞれ込められた意味があります。
例えば、4月の誕生石のダイヤモンドには「永遠の絆・純潔・不屈」という意味が込められています。婚約指輪にダイヤモンドが使われることが多いのもこの意味を見ると納得ですよね。
このようにご自分の誕生石や好きな宝石の意味にあやかって、お守りジュエリーとして身に着けるのはとっても素敵なことですし、身につけて「魔除け」にする行為は、既に紀元前からあったそうです。
太古の昔からジュエリーと私たち人類は深い結びつきがあったのだと思うと、感慨深いものがありますね。
<おすすめの誕生石・お守りジュエリー>
お守りジュエリーは必ずしも自分の誕生石にしないといけないという決まりはありません。
お守りとして身に着けたいと思ったものを自由に選んで頂けます。
そんな中でも、7月の誕生石でもあるルビーはお守りジュエリーにとってもオススメです!
ルビーは血液の赤を思わせる色合いから、生命の力を持つと信じられていました。情熱の象徴ともされ、身に着けると己を奮い立たせ、自信や勇気を持って物事を成し遂げるパワーをくれるとも言われているそうです。
また、ルビーは「勝利を呼ぶ石」と呼ばれ、災いを避け、勝利や繁栄をもたらすものと考えられていました。ルビーを身に着けることで、冨と権力を手に入れられるとまで言われていとのこと。そのため中世ヨーロッパの王族や上流階級の人々は、魔除けとして、また幸福のお守りとしてルビーを大切にしました。
さらに、ルビーの燃えるような赤い色は愛の象徴とされ、現代でも恋愛成就のお守りとして愛されているんです。
そんなルビーのネックレスをお守りとして1つお持ちになるのはいかがでしょうか?
Pt 900
ルビーネックレス (ルビー0.84ct ダイヤモンド0.13ct)
¥180,000(税込)
※こちらなんと現在特別価格¥108,000(税込)で店頭販売中です!
涙型の可愛らしいルビーと、バチカン部分にダイヤモンドをあしらったフォーマルも普段使いも両方いけちゃうとっても素敵なネックレスです。
しかもお守りの役目も果たしてくれるなんて…至れり尽くせりですよね。
気になる方は是非1度イオン店まで見に来てあげてください!
また、その他の誕生石やお守りジュエリーのご相談もいつでもお待ちしております。
何度も書いてますがご相談からお見積りまですべて無料です!!
お話だけでもお気軽にお立ち寄りくださいね。